múm / History of Silence(国内流通盤CD)
\ 海外のシューゲイズ・シーンにおいて高評価される日本人デュオ/
アイスランドを代表するバンドmúm(ムーム)が、Morr Musicより待望のニュー・アル バム『History of Silence』でついに帰還!2013年の『Smilewound』以来、12年ぶりとな
る通算7枚目のフル・アルバム。
2年の歳月をかけて録音・分解・再構築を繰り返し、丁寧に仕上げられた本作には、彼らならではの繊細で深みのある音作りが凝縮されています。
電子音とアナログ音を緻密に重ね合わせた8曲は、静けさのなかに広がる豊かなサウンドスケープを描き出しています。
創設メンバーのグンナル・オルン・ティーネスとオルヴァル・ソーレヤルソン・スマウラソンの他、Mr. Sillaことシグルラウグ・ギースラドッティル(ヴォーカル)、サムリ・ コスミネン(ドラム)、ロベルタ・アンデルセン(ギター)、そして、前作『Smilewound』で復帰したオリジナルメンバーのギーザ・ヴァルティスドッティル (チェロ/ヴォーカル)が現在のラインナップです。
múmが長年探求してきたテーマのひとつが「距離」。1990年代後半にレイキャビクで結成された彼らは、ツアーや個々の移住を通じて、常に移動しながら音楽を創ってきました。
本作でも、季節や都市、空間をまたいで生まれた音が、繊細に織り重ねられています。そこには、軽やかさと親密さ、そして時間の重みが共存しています。
楽曲は、はっきりと進行するのではなく、ゆらめき、ちらつき、時に消えてしまうような感覚。電子音楽的なテクスチャーとアコースティックな響きが混ざり合い、声や旋律はふっと現れては消えていきます。
「Our Love is Distorting」では、ノイズと静かなピアノが絡み合いながら、少しずつ楽曲の輪郭を描いていきます。一方、「Mild at Heart」は、静けさとともに自由に流れ、音の余白を生かした展開が印象的。アルバム全体が、まるで天候のように移ろいながら、リスナーの心に静かに触れてきます。
制作はイタリア南部のSudestudioから始まり、レイキャビク、ベルリン、アテネ、ヘルシンキ、ニューヨーク、プラハなど世界各地で録音が行われました。弦楽パートは、アイスランド北部のアークレイリにあるHofコンサートホールでSinfonia Nordによって演奏され、長年のコラボレーターであるインギ・ガルザル・エルレンドソンが編曲と指揮を担当。
オーケストラは楽曲に自然と溶け込み、静けさを保ちながらも深みを与えています。
『History of Silence』というタイトルに反して、アルバムは色彩豊かで、そっと心に触れるような作品です。羽根のように漂い、思いがけない場所へと誘いながら、忘れていた感情や内面の声をそっと呼び起こしてくれる——そんな作品に仕上がっています。
1. Miss You Dance
2. Kill the Light
3. Mild at Heart
4. Avignon
5. Only Songbirds Have a Sweet Tooth
6. Our Love is Distorting
7. A Dry Heart Needs no Winding
8. I Like to Shake
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