川辺素 / 行方不明【LP】
ミツメの川辺素、初のソロアルバム『行方不明』のLPが12月9日(水)にリリース。
7月の配信リリース以降、恵比寿KATAでのリリースパーティーや全国各地でのライブを通して演奏されてきた楽曲たちが、2026年の締めくくりにLPとしてリリースされる。
『行方不明』は、これまでバンド活動の傍ら断続的に宅録作品を発表してきた川辺が、初めてバンド編成でのレコーディングに取り組んだ作品。プロデューサーやプレイヤーとして他のアーティストの作品に関わるなかで得た着想をもとに、スタジオレコーディングとセルフレコーディングの中間ともいえる新たな制作方法を模索している。多くのスタジオレコーディングを経験してきた川辺が、もう一度自分の手元へ音楽制作を手繰り寄せていく、その録音実験の第一歩が半ばドキュメンタリーのように収められている。先行シングル「エイリアンの恋」「カーブミラー」を含む全9曲を収録。
他者との記憶、街の風景、深夜の静けさ。『行方不明』に収録された楽曲は、時間とともに少しずつ形を変えていく感情や、日々のなかでふと立ち止まるような瞬間を静かに描いている。
揺らぐディレイギターのリフと色気を帯びた歌声が印象的な「エイリアンの恋」、軽やかなメロディとともに街の風景を映し出す「カーブミラー」、夜の空気をまとった浮遊感あふれる「夜逃げ」、重なり合うコーラスが印象的な「どうして」。それぞれの楽曲が、人との距離や曖昧な感情、夜の高揚感や孤独を映し出しながら、少しずつ異なる表情を見せていく。
アルバムのラストを飾る「甘い果実」は、本作を象徴する一曲でもある。人との関係や時間の流れを果実になぞらえながら描かれるこの楽曲は、深夜の夢と現実のあわいを漂うような「深夜番組」を経て、アルバム全体を静かに締めくくる。こわれそうで曖昧なまま転がっていく。そんな感覚が、このアルバムには通底している。
サウンド面では、必要最小限の音数のなかに繊細なアレンジを忍ばせながら、川辺自身の歌声を軸に作品世界を構築。柔らかく伸びるファルセットや重なり合うコーラス、余白を活かしたアレンジには、作詞・作曲からアレンジ、作品全体のディレクションまでを自身で手がけるソロ作品ならではの自由さが息づいている。
録音には礒部智(Tocago)、岡田優佑(BROTHER SUN SISTER MOON)が参加。ミックスは葛西敏彦、マスタリングは木村健太郎が担当している。
トラックリスト:
Side A
1. エイリアンの恋
2. カーブミラー
3. 夜逃げ
4. どうして
Side B
1. 秘密
2. カラマリ
3. XYZ
4. 深夜番組
5. 甘い果実
発送予定:2026年12月上旬 から順次発送
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